保存容器 臭い
保存容器の臭い移りを解決!
こんにちは!キッチン取付け隊の西畑です
今年もあっという間に梅雨の時期ですね。
気温も湿度も上がると、キッチンの臭いも気になりやすいですよね。
夏に向けての臭い対策をいくつかご紹介してきましたが、
今回は、プラスチック保存容器の臭い移りについてです!
しっかり洗ったはずの保存容器、使おうと思って蓋を開けると
ムワ~ンとこもったような臭いがすることありませんか?
そんな時、家にあるもので対策できる方法がいくつかあります!
食べ物を入れるし、漂白剤を使うのは抵抗がある・・
という方にもオススメですよ☆
プラスチック容器の特徴
プラスチックの保存容器は、いわゆるタッパーともいいますが、
軽くて使いやすく、価格帯も安いものがほとんどなので、
たくさん持っている方も多いのではないでしょうか?
プラスチックには親油性といって
油分や臭いを吸いやすい性質があります。
また表面には、目に見えない小さな凸凹があり、
色や臭いの強いものは、入り込んで取れにくくなってしまうようです。
カレーやキムチなどを保存した後、
洗って乾かしてもなかなか臭いが取れないのは、そういうことなんですね。
臭いを取る方法6選
では、実際に対策を見ていきましょう!
家にあるもので実践しやすい方法を6つ集めました。
食塩を使う方法
塩で臭いが取れると聞くと、少し意外ですが、
塩のもつ浸透圧作用が、容器の凸凹に入り込んだ
臭いを取ってくれ、殺菌効果も得られると考えられます。
保存容器に濃いめの塩水を作り、蓋をして振ります。
水100ccに塩3gくらいが目安です。
そのまま10~30分ほど置いたら、食器用洗剤で洗って乾かします。
お酢を使う方法
お酢は酸性なので、主にアルカリ性の臭いを中和してくれます。
また、お酢に含まれる酢酸という物質には雑菌を抑える効果があり、
そのため臭いを抑えてくれると考えられます。
保存容器にお酢と水を1:2くらいに薄めた酢水を作り、
蓋をして振ります。
そのまま10~30分ほど置いたら、食器用洗剤で洗って乾かします。
お酢を薄めず使うと、特有のツンとした臭いが残ってしまうので注意です。
重曹を使う方法
重曹はアルカリ性なので、主に酸性の臭いを中和してくれます。
牛乳やバターなどのタンパク質汚れ、
カレーなどのスパイスの臭い移りにも有効と考えられます。
保存容器の半分くらいまでぬるま湯を張り、
重曹を小さじ2~3杯入れ、蓋をしてよく振ります。
そのまま10~30分ほど置いたら、食器用洗剤で洗って乾かします。
重曹を直接振りかけ、スポンジで洗うと油汚れなども取れやすいようですが、
研磨作用があるため、強く擦りすぎると容器にキズがついてしまうので
あまりおすすめできません。
お米の研ぎ汁を使う方法
お米の研ぎ汁には、界面活性剤の働きをする物質が含まれています。
保存容器に研ぎ汁を入れ、30分ほど浸け置きします。
スポンジで軽くこすって洗い流します。
本来は捨ててしまうものを有効活用できるので、エコにもなりますね♪
コーヒーかすを使う方法
コーヒー豆には、臭いや湿気を吸着する働きがあります。
コーヒーの出がらしをしっかり乾燥させてから、
保存容器に入れて蓋をし、しばらく置いておくだけです。
詳しい乾燥方法はこちらの記事で紹介しています↓↓
みかんの皮を使う方法
みかんに含まれるリモネンという成分には、
油汚れを洗浄する界面活性剤のような働きがあり、
アロマオイルの精油などにも含まれるもので、臭いにも効果的です。
※耐熱性の保存容器の場合のみ使える方法です。
保存容器にみかんの皮を入れ、
電子レンジで600w1分くらいを目安にチンします。
色移りが気になる場合
キムチやカレーなどを保存した容器は、
色移りして取れなくなってしまうことも多々ありますよね。
そんな時はお砂糖を使った方法があります。
保存容器に砂糖大さじ2、氷5~6個、食器洗剤を少量と
水1カップを入れ、蓋をしてよく振ります。
そのまま30分ほど置いたら、洗い流します。
砂糖の酵素と氷が汚れを分解し、色移りを落としてくれます。
早めの対策を!
いかがでしたか?
いずれの方法も、臭いや汚れを長く放置すると
効果が得られなくなってしまうので、早めに対策しましょう。
また、あらかじめ保存容器にオリーブオイルを薄く塗ったり、
ラップを敷いてから食材を入れるようにすると、
色や臭いが付きにくくなりますよ。
プラスチック製のお弁当箱やボトルにも使えるので、
ぜひ試してみてくださいね!
最後まで読んで頂きありがとうございます