とぎ汁 活用
お米のとぎ汁活用法
こんにちは!キッチン取付け隊です!
みなさんはお米を洗う時にでるとぎ汁、どうしてますか?
もちろんそのまま流して捨てる!という人がほとんどだと思います。
もしかしてもったいない事をしているかもしれません!
この研ぎ汁の中には、米ぬかの栄養がたくさん含まれています。
例えばビタミン、ミネラル、脂質、でんぷんなどです。
また、米ぬかのγ(ガンマ)グロブリンはと呼ばれる成分は、
界面活性剤の役割をするので、お掃除にも使えるといわれています。
では、それがどのように使えるのでしょうか?
具体的な再利用方法をいくつか見ていきましょう
研ぎ汁の活用法
◎食器などのつけ置き洗いに
とぎ汁を洗い桶などに溜めておき、使い終わった食器をつけ置きします。
しばらくしてからとぎ汁で食器を洗うと、
油汚れなども取れ、水で流すだけでキレイになります。
臭いが気になるタッパーなどの消臭効果も期待できます☆
◎野菜の下ごしらえに
大根やたけのこ、ごぼうなどアクの強い根菜類を
米の研ぎ汁で下茹でするとあく抜きができるので、
煮物料理の下ごしらえにおすすめです☆
とぎ汁に含まれる成分がえぐみや苦みを中和し、
野菜の味をぐっ美味しくしてくれます。
◎床掃除に
とぎ汁を雑巾などの布に浸し、かたく絞って床拭きします。
スプレーボトルに入れて使っても便利だと思います。
米ぬかの油分でツヤが出てワックスがけの代わりになる
とも言われていますが、効果があるのはムク材の床で、
最近のお家の床ではツヤは出ないそうです。
◎植木や観葉植物の水やりに
栄養がたくさん含まれているとぎ汁は、
植物に与えるとよく育つと言われています。
しかし、毎日与えると栄養過多で根腐れしてしまったり、
土にカビが発生する原因になってしまうようです。
なので、とぎ汁で水やりする場合は3日に1回程度と
成分が分解されてからやる程度にしましょう。
◎食器(陶器)の目止めに
粘土から作られる陶器の食器は、最初に目止めしておくことで長持ちします。
とぎ汁を入れた鍋に食器を入れ、弱火で15~20分煮沸し、
冷めしてから水洗いすれば目止め完了です。
とぎ汁に含まれるデンプン質が、陶器の凸凹をコーティングして
シミやひび割れを防ぐことができます。
利用する時の注意点
▶2回目以降のとぎ汁を使う
お米を洗う1回目のとぎ汁には、米粒に付いたホコリや汚れが
付着していることも。
1回目は捨てて、2回目以降のとぎ汁を使いましょう。
▶とぎ汁はなるべくすぐ使い切る
お米の研ぎ汁は栄養をたくさん含んだ水なので、
長時間置いておくと腐ってしまいます。
とぎ汁を溜めて使うようなことはせず、
その日にでたとぎ汁はその日中~一晩で使い切るようにしましょう。
いかがでしたか?
江戸時代の人はお米のとぎ汁で体を洗っていた、という話もあります。
化粧水やパックなどの美容品でも米ぬかというワードを見かけるように、
肌にも優しいので安心して使えますね。
手荒れがひどくて悩んでいる方も、
食器のつけ置き洗いから一度試してみてはいかかでしょうか?
最後まで読んで頂き、ありがとうございます