薬 服用 浄水
薬は水以外で飲んだらダメ?
こんにちは、キッチン取付け隊の井上です
私はよくお茶を飲むのですが、その流れで薬を服用する際にもお茶を利用してしまいます。
薬の説明に水で服用するように書かれていることは知っていたのですが、お茶がダメな理由は知らなかったので・・・
今回は薬を水以外で飲んだらダメなのか、調べてみました
薬の服用に水が適している理由
水は薬への悪影響がほとんどなく、薬の吸収をよくする・胃への刺激を軽減するなどのメリットがあります。
コップ1杯分の水で薬を飲むことで、薬は十分な水に溶けて吸収されやすくなります。
水が少ないと、薬が食道や胃、腸の粘膜にくっついて溶け出し、粘膜に炎症などのダメージを与える心配があるので、薬の服用にはコップ1杯の水かぬるま湯がおすすめです!
薬の服用に適さない水
水は水でも、薬の服用に適していないものもあります。
・硬水
含まれているマグネシウムやカルシウムが薬の吸収を阻害してしまい、効果が減弱する場合があります。
・アルカリイオン水(還元水素水)
薬への影響に関する確かなデータがなく、薬への影響が不明です。
各メーカーのアルカリイオン整水器(アルカリイオン水を作る機器)の説明にも、下記のような注意が記載されています。
【日立】 薬を服用されるときには、浄水でお飲みください。 アルカリイオン水そのものが効能効果の認められている水ですので、他の薬と同時に服用することは避けてください |
【パナソニック 】 薬は浄水で飲んでください。 当社製品は、薬機法で認められた胃腸改善に効果が得られるアルカリイオン水や還元水素水を生成することができます。 よって、医薬品扱い同様となり、厚生労働省からの指導の下、併用禁忌に基づき、薬の服用時はアルカリイオン水や還元水素水での飲用は避けてください。 |
水以外で薬を飲んだときの悪影響
・お茶
薬にあまり影響はないと言われています。
しかしお茶にはタンニンが含まれており、鉄剤の吸収が悪くなってしまいます。
一般的なお茶ですと鉄の必要量は吸収されるので、気にする必要はないそうですが、基本的には水で飲むようにしましょう
・牛乳
牛乳に含まれるカルシウムが、薬の吸収を弱くしてしまうことがあります。
また、腸で溶ける薬のコーティングを胃で溶かしてしまい、効果を少なくしたり、なくしてしまう恐れがあります。
・コーヒー
コーヒーに含まれているカフェインによって胃酸の分泌促進が薬の吸収への影響・胃腸障害の増加・睡眠導入剤等の作用減弱などの副作用を起こしてしまうことがあります
また、風邪薬など薬にもカフェインが含まれている場合、カフェインの取り過ぎで眠れなくなる場合もあります
・ジュース
ジュースに含まれる酸によって、薬の吸収が遅くなり効果が弱まったり、消炎鎮痛剤等の胃腸障害が出やすくなってしまう恐れがあります
グレープフルーツジュースの場合、高血圧の薬(カルシウム拮抗薬)などの効果を強めることが知られています。
・アルコール
薬の吸収に影響し、効き目が増強・減弱することがあります。
場合によっては副作用が起こる恐れもあります。
薬は水で飲もう!
薬は水で服用するように作られています。
他の飲み物で服用すると吸収や作用に影響がある場合があるので、できる限り水で飲むようにしましょう。
私は今まで何も気にせず薬をお茶で飲んでいました
ですがこれからは水で飲むようにします!
ちなみに、家庭で気軽に美味しい水を飲むには浄水器がとても便利ですよ♪
<関連コラム> |
キッチン取付け隊では、浄水器などのキッチン機器の取付け・交換工事を行っております。
ご相談やお見積もりなど無料でお受けいたしますので、お気軽にお問い合わせくださいませ
おすすめの浄水器
カウンターオンタイプ
浄水カートリッジが、キッチン水栓の本体(胴体部分)に内蔵されている浄水器。
浄水器専用水栓(カートリッジ内蔵)
29,711円(税込)
スパウトインタイプ
浄水カートリッジが、キッチン水栓のスパウト(吐水口)に内蔵されている浄水器。
浄水器兼用混合水栓(吐水切り替えタイプ)
23,716円(税込)
この価格は全て2023年1月11日時点でのものです
最後までご覧いただき、ありがとうございました