まな板 お手入れ
木製まな板のお手入れ方法
こんにちは!キッチン取付け隊です!
今回は、木製まな板のお手入れについてです!
わたしは長年プラスチックのまな板を使用していたのですが、
少し前にヒノキの木製まな板に買い替えました。
使いやすくてかなり満足しているのですが、
プラスチック製の時よりお手入れに気を遣うようになりました。
毎日のお料理に欠かせないまな板、清潔に保ちたいですよね。
そこで、木製まな板の扱い方について色々と調べてみました!
まずは木製まな板の特徴からご説明します
木製まな板のメリットとデメリット
木のまな板はプラスチック製などに比べて、柔らかく弾力があります。
なので包丁の刃が傷みにくく、刃こぼれの予防になります。
また、切る時の手や腕にも負担がかかりにくくなります。
木の素材が食材の滑り止めにもなることから、
調理のしやすさや包丁を長持ちさせるという点がメリットです。
柔らかい素材である分、使うほどにキズがつきやすいです。
まな板の場合、キズに汚れがたまり雑菌が繁殖しやすくなり、
黒ずみがでやすい原因になります。
また、天然の木なので濡れたり乾いたりを繰り返すうちに
板が反ってしまうことがあります。
扱い方に気を付けなければ長く使えないという点がデメリットです。
使う時のポイント
使う前に濡らす
まず、使う前はまな板に水をかけ、水分を軽くふき取ります。
そうすることで板の表面に水の膜を張り、
食材の水分や色がまな板に付着し入り込むのを防ぐことができます。
一つ食材を切り終わったら、水で一度洗い流して拭き取って
次の食材を切るというのを繰り返します。
肉や魚などのタンパク質は、お湯をかけると固まってしまうので注意です。
水と洗剤でしっかり洗いましょう。
除菌したい場合は、それからお湯をかけると良いです。
切る食材の順番を工夫する
食材は、臭いや色の少ない野菜から切りはじめ、
生姜やニンニクなどは後に回します。
肉や魚などは最後に切ることで、
食材どうしの臭い移りや雑菌を防ぎ、
何度もまな板を洗う手間も省くことができます。
野菜を切る用と、肉や魚を切る用にまな板を分けると安心ですが、
1枚で済ませたい場合は、裏表で使い分けることもできます。
まな板の上に乾かした牛乳パックを切り開いて置いたりと
工夫することもできますし、
最近では市販のまな板シートも売っていて便利です♪
使い終わったら
しっかり洗ってしっかり乾かす
まな板を使い終わったら、中性洗剤でしっかり洗いましょう。
タワシを使うと汚れをしっかりと掻き出してくれるのでおススメです。
木製のまな板は、食洗機で洗うのは基本的にNGです。
急激な温度変化などで、反ったり割れたりする原因になります。
洗い終わったら、風通しの良い日陰で保管します。
両面がしっかり乾くように立てかけて置きましょう。
直射日光には当たらないように気を付けてください。
除菌のお手入れも忘れずに
肉や魚を切った後は特に、臭いや雑菌が気になります。
木製のまな板に漂白剤を使うのはNGです。
薬剤が木材の中まで入り込んで残ってしまう可能性があります。
両面に熱湯を5秒ずつくらいかけて、熱湯消毒すると良いです。
もしくは、キッチン用の除菌スプレーやクエン酸スプレーを使います。
どちらも最後は水拭きして仕上げるようにしましょう。
臭いがこびりついて取れない時は、クエン酸スプレーを使ったり、
レモンでこすると取れやすいそうです。
黒ずみや反りが気になる場合
黒ずみは根深くなる前に対処
黒ずみが出てきた場合は、早めに対処しましょう。
粗塩や重曹を振りかけてこすると取れやすいです。
重曹は長く付着していると変色する恐れがあるので、早めに流して下さい。
それでも取れない場合は、紙ヤスリやカンナで表面を削り、
黒ずみごと取ってしまうこともできます。
反らないようにすることが大切
まな板が反ってしまうと安定が悪く、使いづらくなります。
片面だけが濡れた状態で乾かすと、反りやすくなります。
片面しか使っていなくても、両面を水で流してから乾かしましょう。
木目を縦にして立てかけると、反りにくくなるそうです。
反ってしまった場合も、同じようにするとだいたいは元に戻ります。
反りがひどい場合は、ヤスリやカンナで平らに削る必要があります。
いかがでしたでしょうか?
扱い方に気を付けてしっかりお手入れすれば
長く使い続けられるのも、木製まな板の良いところです。
参考になれば幸いです
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!