日立 IH 発火 火災 事故 対策 対応
IHでも発火する!?消火手順を知っておこう
こんにちは、キッチン取付け隊です。
お手入れがしやすく便利で、人気のあるIHクッキングヒーター。
火を使わないため安全性が高いところも魅力の1つですが、実は誤った使い方をすると火災が発生する危険性があるんです。
今回はIHで発火してしまった際の対応方法についてお話しいたします。
IHの使用中、発火する原因
IHは、取り扱い説明書どおりに使用すれば安全な機器です。
ですが実際、IHで調理中に発火し、火災に繋がった事例は多数あります。
どういう場面で発火してしまうのか、知っておきましょう。
・電源の消し忘れ
IHは電源が入っているか分かりづらいものもあり、消し忘れてしまうケースがあります。
うっかり電源を消し忘れ、加熱状態が続くと鍋の温度が高くなり発火してしまう可能性があります。
・適していない鍋の使用
IH非対応の鍋や、底が平らではない鍋を使用することで、加熱効率が悪くなり発火に繋がる可能性があります。
また、熱が一転に集中してしまい安全装置がうまく作動せず、発火してしまうこともあります。
・揚げ物をする際、油の量が少ない
揚げ物モードを使用する際、指定された量の油を入れていないと温度が急上昇し、発火に繋がる恐れがあります。
揚げ物を調理する際は、必ず指定された油の量を守りましょう。
・IHのトッププレートが汚れている
IHのトッププレートに汚れや焦げ付きがあると、安全装置がうまく働かず発火してしまう可能性があります。
・魚焼きグリルが汚れている
魚焼きグリルで加熱をした際、溜まっていた油が熱されて発火したという事例が報告されています。
魚焼きグリルの掃除はしっかり行いましょう。
IHで発火したときの対処法
IHの使用中、発火してしまった場合は素早く落ち着いて、以下の対応しましょう。
・蓋をする
鍋に蓋をかぶせることで、火力を押えることができます。
火が大きい場合は、火傷をしてしまう可能性があるので注意してください。
・濡れたタオルをかぶせる
発火した鍋に濡れたタオルをかぶせることで、火がおさまります。
鎮火できた場合も再度発火してしまう可能性があるので、タオルはしばらくかぶせておきましょう。
重要なのは、タオルをしっかり濡らすことです。
・消火器を使用する
火が大きく燃えている場合や、消火器が近くにある場合は消火器を使用しましょう。
魚焼きグリルで発火した際の消火方法
①電源を切る
②排気カバー全体を濡れたタオルで塞ぐ
(この際グリルドアの周囲から煙が出ます)
③専用ブレーカーを切る
炎が小さくなってからも、グリル庫内の温度が下がるまでグリルドアを開けないください。
空気が入ると炎が大きくなってしまう可能性があります。
IHで発火したとき、水をかけるのは危険です!
水をかけるのは消火するのに最適のように思えますが、水は火が出ている鍋に対して逆効果になることがあります。
理由は、高温になった油に水を投入すると水蒸気が発生し、油が飛び散る可能性があるからです。
火傷をしてしまう危険性があるので、水はかけないようにしてください。
また、グリルから発火した場合も水をかけてはいけません。
グリルドアが強化ガラスでできているものだと、割れてしまう可能性があります。
日立のIHの安全機能
日立製 IHクッキングヒーター
HT-M7STF(S)
3口IH鉄・ステンレス対応 間口60cm
IHは火を使わず加熱調理ができるため、ガスコンロに比べて安全性が高いと言われます。
火を使わないため、着衣着火の心配や、近くに置いてあるものに火が燃え移る心配もありません。
その他にも日立のIHには以下のような安全機能がついています。
・鍋無し自動停止 鍋を外したり、鍋の位置を大きくずらすと、火力表示が交互に点灯し、約30秒後に自動的に通電を停止します。 ・切り忘れ防止自動停止 ・過熱防止自動停止 |
IHの購入や取替えを検討している方は、ぜひ日立のIHをご検討ください♪
最後までご覧いただき、ありがとうございました
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