煮こぼれ 吹きこぼれ
煮こぼれ・吹きこぼれは危険!
こんにちは!キッチン取付け隊です☆
昨日、料理中に別の作業に気を取られてしまい、コンロの火をかけていたことをすっかり忘れてしまいました。
ガスコンロから「ピーピー」というエラー音がして、やっと思い出しました。
幸いガスコンロの安全装置が働き自動消火してくれていたので大事には至りませんでしたが、ヒヤッとする出来事でした。
今後気を付けなくてはいけないと反省しました。
さて、今回のコラムはそんなガスコンロについての内容です。
煮物を作る際、火をかけたままその場を少し離れてしまい、煮こぼれや吹きこぼれを起こしてしまった経験はありませんか?
煮こぼれ・吹きこぼれはなぜ起きる?
ガスコンロを使用中、少しなら・・・と目を離してしまうときありますよね。
そういう時によく起きてしまうのが「煮こぼれ」や「吹きこぼれ」です。
煮こぼれや吹きこぼれがなぜ起こるのかご説明します。
食材に含まれる「でんぷん」が溶けるとお湯の面に膜をつくるため、うまく蒸発ができなくなって泡となります。
その泡がどんどん溜まっていき押し上げられることで煮こぼれや吹きこぼれが起こるのです。
なので、でんぷんを含まない食材の場合は起こらないんですね。
ついうっかりやってしまいがちなことですが、実はとても危険なことだということを覚えておいてください。
引火の危険性
安全装置が備わっている機種であれば、煮こぼれや、吹きこぼれが起きて火が消えてしまったとしても自動的にガスを止めてくれます。
ですが、火が消える前に煮汁が炎の出口がふさいでしまうことで一時的に炎が大きくなることがあるのです。
もし、近くに燃えやすいものを置いていると引火する危険があります。
ガスコンロの近くには、ふきんなどの可燃物は置かないようにしましょう。
異常燃焼の原因に
煮こぼれを起こすとバーナーキャップの炎口が汚れで塞がれてしまう可能性があります。
お手入れをせずそのまま使用を続けますと、うまく点火をしなくなります。
おかしいなぁと思って点火を何度も繰り返しているうちに、周囲に滞留している未燃ガスに引火して異常燃焼を起こしてしまう危険性があるのです。
煮こぼれを起こしたあとは機器が冷めたのを確認後、必ずお手入れをするようにしてください。
故障してしまうかも
煮こぼれや吹きこぼれを起こすとバーナー部分から機器本体の内部に入り込んでしまいます。
繰り返し多量の煮こぼれが侵入してしまうと機器の中の部品が影響を受けて劣化してしまい、正常に動かなくなってしまいます。
万が一、内部のガス導管が侵食されてしまうとガス漏れの危険性もあるそうです。
本体の中はご自身でお掃除することはできないので、メーカーに点検の依頼をするようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか??
ガスコンロを安全にお使いいただくためには煮こぼれや吹きこぼれを起こさないことが大切です。
調理中はコンロから目を離さず、その場から離れないようにしましょう。
電話や来客の場合は必ず火を消すようにしましょうね。
キッチン取付け隊ではビルトインガスコンロのや取り付け工事を承っております。
施工事例をブログ形式で掲載しておりますのでご覧くださいね。
2008年4月以前に販売されたガスコンロにはSIセンサー(安全機能)が標準搭載ではありませんでした。
ガスコンロの寿命は約10年と言われています。
安全にお使いいただくために安全機能の備わったガスコンロへの買い替えはいかがでしょうか?
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