食洗機 パナソニック 乾燥
食洗機の送風っていつ使う?
こんにちは、キッチン取付け隊の井上です
今回はパナソニック食洗機に搭載されている、「送風」という機能についてのコラムです。
通常の乾燥と送風との違い、送風を使うメリット、最新機能のナノイーX送風について知りたい方はぜひ最後までご覧ください
食洗機の「送風」とは
パナソニックの食洗機の送風は、ヒーターを使用せず、最終加熱すすぎが終わった後庫内の予熱を利用して食器を乾燥させる機能です。
ヒーターを使用する通常の乾燥に比べると、かかるコストが下がるのがメリット。
しかし食器などによっては乾ききらずに水滴が残ることもあります。
送風だと乾きにくいのはなぜ?
乾燥とは、水分が水蒸気となって蒸発すること。
なので乾燥中の食器の温度がより高い方が乾燥しやすくなり、反対に食器の温度が低いと乾燥しにくくなります。
つまり、送風乾燥で水滴が残ることがあるのはヒーターを入れないため、すすぎで高温になった食器の温度が冷めてしまうからです。
温度の冷めやすさは食器の材質によって異なります。
・ガラス、磁器
熱伝導が非常に高いため、熱しやすく冷めやすい。
→乾燥しにくい
・プラスチック、樹脂(お玉の取っ手など)
熱伝導が非常に低く、高温になりにくい
→乾燥しにくい
・陶器
適度な熱伝導率で保温性が高く
→乾燥しやすい
送風でもしっかり乾燥させる方法
コストを抑えられる送風を使いたいけど、しっかり乾燥させたい。
そんな方は、「ドライキープ」を同時に設定しましょう。
標準コース(乾燥40分)に比べると、運転時間が約50分長くなりますが、約1.8円の節約をすることができます。※NP-45KD9シリーズの場合
ですが、先述したとおりガラス製やプラスチック製の食器などは乾燥しにくいため、しっかり乾燥したい方は通常コースでヒーターを使った温風乾燥をするのがおすすめです。
9PlusシリーズならナノイーX送風も
パナソニックのビルトイン食洗機でハイグレードのモデルである、9Plusシリーズには「ナノイーX送風」という機能が搭載されています。
ナノイーX送風とは、洗浄前と洗浄後の庫内の臭いを抑制、除菌する機能。
まとめ洗い用の保管庫として、洗浄後や乾燥後の食器の保管庫として使うことができます。
ナノイーX送風を使用するには、単独で運転させる(12時間後自動でOFF)か、選択した洗浄/乾燥運転の後、自動的に運転する(24時間後自動でOFF)方法があります。
24時間運転することによって、洗う前も洗った後も、ずっと清潔を保つことができます
まとめ洗い用の食器を保管する
朝食後の食器を食洗機に入れ、ナノイーX送風を運転させておくと、夕食後の食器を入れるまでずっとにおいを抑制してくれるので、夜まとめ洗いをするまで庫内の清潔を保ってくれます。
洗浄後や乾燥後の食器を保管する
ナノイーX送風をすると庫内を除菌することができるので、キレイに洗い上がった食器を保管しておくことができます。
ナノイーX送風ありで食器を保管しておくと、なんと8時間後で菌の減少率が99%以上との試験結果がでているようなので、安心して保管庫として使えますね
※除菌効果は、食器の量や位置、汚れの程度により異なります
手洗いした食器を保管する
食洗機で洗えない食器やほ乳瓶など、手洗いした食器を食洗機に入れナノイーX運転で保管することも可能です
この際、ほ乳瓶の消毒はあらかじめしておく必要がありますが、清潔に保管できることは嬉しいです!
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