IHクッキングヒーター ガスコンロ 火加減
IHクッキングヒーター 火加減の目安
こんにちは、キッチン取付け隊の井上です
料理をする上で、火加減って大切ですよね。
だけどIHクッキングヒーターの場合、火の大きさで判断することができません
今回はそんなIHクッキングヒーターの火力調整についてお話しいたします。
火加減の基準
強火
<ガスコンロの場合>
鍋底全体に勢いよく火があたるくらいの火加減。
煮物の場合は煮汁がぐつぐつと沸き立つ程度が目安です。
強火だからといって火力を全開にする必要はなく、鍋の大きさに合わせてフチから炎がはみ出さないように調節しましょう。
<IHヒーターの場合>
温度設定は約200~230℃で、消費電力は約1,450~3,200wとなります。
火が見えないので、鍋の様子を見ながら加減してください。
<強火の用途>
・野菜をしゃきっと炒める
・肉や魚の表面を焼いて焼き目を付け、旨味を閉じ込める
・お湯を沸かす
・煮汁を煮立てる
・中華料理全般の炒め、炒飯
など
中火
<ガスコンロの場合>
鍋底に火の先が少し触れるくらいの火加減。
火が少し広がっていて、鍋底よりひとまわり程度小さい面積を熱している状態のこと。
煮汁がフツフツと煮立ち、中の具材が少し動くくらいが目安です。
炒めものをするときにもっともよく使う火加減で、レシピ内に火加減の指定がないときは中火にしましょう。
<IHヒーターの場合>
温度設定は約160~180℃で、消費電力は約500~1,400wとなります。
火が見えないので、鍋の様子を見ながら加減してください。
<中火の用途>
・揚げ物
・煮物の具に火を通す
・肉や魚の中まで加熱する
・麺類をゆでる
など
弱火
<ガスコンロの場合>
鍋底に火があたらないくらいの火加減。
火がまっすぐに立ち上がり、鍋底の中心部のみを熱している状態のこと。
煮汁がコトコトと波打ち、具材がほとんど動かないくらいが目安です。
<IHヒーターの場合>
温度設定は150℃前後で、消費電力は約200~500wとなります。
火が見えないので、鍋の様子を見ながら加減してください。
<弱火の用途>
・じっくりと味を含ませる煮炊き物
・焦げ付きやすいものを温める
・ハンバーグの中心に火を通す
・にんにくなどの香味野菜の香りを引き出す
・玉ねぎを飴色に炒める
・ホワイトソースを作る
など
とろ火
<ガスコンロの場合>
弱火よりもさらに弱く、火がぎりぎり消えないくらいの最小の火加減。
鍋の煮汁の表面がゆらゆらと揺れるくらいが目安です。
<IHヒーターの場合>
温度設定は140℃前後で、消費電力は約120wとなります。
機器やメーカーによって温度設定などは異なりますが、1番下の火力を選びましょう。
<とろ火の用途>
・保温
・温め直し
・薄焼き卵を作る
・煮豆を作る
など
IHヒーター 各メーカーの火力調整の目安
各メーカーの代表的な機種の火力の目安をご紹介します。
同じメーカーでも、機種ごとに表記が違うことがありますのでご了承ください。
Panasonic(パナソニック)
火力 | とろ火 | 弱火 | 中火 | 強火 | さらに 強火 |
|||||
表示火力 | 保温 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 3kW |
三菱
火力 | 弱火 | 中火 | 強火 | ||||
表示火力 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
日立
火力 | とろ火 | 弱火 | 中火 | 強火 | ||||||||
表示火力 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
IHの取り替えはキッチン取り付け隊で♪
IHヒーターの火加減は、慣れるまで少し戸惑うことがあるかもしれません。
ですが慣れてしまえば簡単ですし、ガスコンロよりも熱効率がよく高火力です。
毎日の掃除が簡単で、見た目もスタイリッシュなIHヒーターはとてもおすすめですよ
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キッチン取付け隊では、IHクッキングヒーターの取り替え・新設工事を承っております。
現在ガスコンロをお使いの場合でも、IHへお取替えすることが可能
お見積もりは無料なので、お気軽にお問い合わせくださいませ!
<施工例>
Before | After |
最後までご覧頂き、ありがとうございました