IHクッキングヒーター ガスコンロ レンジフード 連動
加熱機器とレンジフードの換気連動とは
こんにちは、キッチン取付け隊の井上です
料理をする際、ついついレンジフードのスイッチを入れ忘れてしまうこと、ありませんか?
そんな失敗をなくすことができるのが、加熱機器(IHクッキングヒーター・ガスコンロ)とレンジフードの連動機能。
加熱機器を使用する際、自動でレンジフードの電源がON・OFFしてくれる便利な機能です。
今回は加熱機器とレンジフードの連動機能についてお話しいたします
加熱機器とレンジフードが連動する仕組み
先述したとおり、加熱機器を点火するとレンジフードが自動的にON、消火すると数分後にOFFする機能が換気連動です。
この機能によってレンジフードのつけ忘れ、消し忘れをなくすことができます。
仕組みは、加熱を始めると加熱機器が赤外線信号を送信し、信号を受信したレンジフードが自動で運転を開始する、というものです。
さらに便利な機能
パナソニックの場合おまかせ自動運転という機能が搭載されている製品があります。
おまかせ自動運転は、調理しているものの温度変化を調理センサーで検知し、自動的に適正な風量の調整をしてくれるとっても便利な機能。
料理するのが快適になりますよ
加熱機器とレンジフード 連動させる条件
加熱機器とレンジフードが換気連動タイプである
同じ周波数である
加熱機器とレンジフードの間口が同じ
(おまかせ自動運転などの便利機能が作動しない可能性があります)
加熱機器とレンジフードの距離が遠すぎない
(赤外線信号が送れない場合があります)
加熱機器とレンジフード 連動しない原因と対処法
服装や立ち位置が原因
加熱機器を点火した際送信される赤外線信号。
商品によっては、送信される赤外線を人に当て、その反射で信号をレンジフードに送るものがあります。
【対処法】
・黒っぽい服、光沢のある服、毛糸の服を避ける
・加熱機器から身体を離しすぎたり、近付き過ぎないようにする
・加熱機器の正面に立つ
赤外線信号を遮るものがある
加熱機器やレンジフードの赤外線部の汚れも、赤外線信号を遮るものとなります。
【対処法】
・手や頭で信号を遮らない
・加熱機器の送信部に鍋を置いたり、フライパンの取っ手を向けない
・加熱機器、レンジフードの赤外線部に油汚れがついたままにしない
・テレビ、エアコン、照明器具などのリモコンを近くで操作しない
その他の原因
服装や立ち位置、赤外線部の汚れなどの原因が当てはまらない場合は、レンジフードの取扱説明書を読み、操作してください。
故障が疑われるときは、購入した販売店や工務店に連絡するようにしましょう。
赤外線の送受信 どちらのタイプがいい?
先程、換気連動の商品には「赤外線を人に当て、その反射でレンジフードに信号を送るもの」があるとお話ししましたが、「加熱機器からレンジフードへ直接信号を送るもの」もございます
服装や操作をする際の立ち位置が気になる方には、「加熱機器からレンジフードへ直接信号を送るもの」がおすすめ。
ですがこちらのタイプは、赤外線の送信部が天板の上にあるため汚れが付きやすく、鍋の取っ手などで信号が遮られる可能性があります。
一方「赤外線を人に当て、反射で信号を送るもの」の場合、赤外線の送信部が加熱機器の操作部にあるので、調理中の汚れなどが原因で連動しなくなることは少ないです。
それぞれの特徴を踏まえて、自分に合う方をお選びください
加熱機器とレンジフードは同時に交換する必要がある?
換気連動をさせるためには、加熱機器とレンジフード、両方を取替えなければいけない場合が多いです。
前述したとおり、換気連動をさせるためには加熱機器とレンジフードがどちらも換気連動タイプで、同じ周波数でなければいけません。
また、周波数が同じ場合でも換気連動しないこともあります。
ですので加熱機器とレンジフードは両方を取替えることがおすすめですが・・・
どうしても片方だけの取替えで連動させたい場合にはお使いの機器の品番を確認し、連動が可能かメーカーに問い合わせてください。
取替え工事はキッチン取付け隊で
キッチン取付け隊では、キッチン機器の取付け・取替え工事を行っています。
もちろんガスコンロ、IHクッキングヒーター、レンジフードの工事も可能です!
キッチン機器を2つ以上組み合わせて工事させていただく場合、お得になる割引き制度もございますよ
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最後までご覧いただき、ありがとうございました!