ガスコンロ 注意
調理時に気を付けたい突沸現象
こんにちは!「キッチン取付け隊」です☆
2月も半ばになりましたね。
まだまだ冷えますが、来週くらいから少しずつ気温が上がるそうですよ!
春になるのが楽しみですね。
さて、今回は調理時に気を付けてほしい現象についてお話します。
皆さん「突沸現象」という言葉はご存知でしょうか?
突沸現象とは?
まれに、液体を加熱するときに沸点を超えても沸騰しない場合があり、これを過加熱状態といいます。
この過加熱状態の液体に振動や衝撃が加わることで突然激しく沸騰する現象のことを「突沸」と言います。
どんな時に起こるのでしょう?
IHクッキングヒーターやガスコンロ、電子レンジで液体を加熱をするときに起こります。
突沸が起きると、熱い液体が爆発するかのように飛び散るので大変危険です。
例えば、冷めたお味噌汁やカレーを鍋で再加熱した際、牛乳を電子レンジで加熱した際に、鍋をゆすったり、お砂糖を入れたりするなどの些細なきっかけで突然起こります。
やけどなどの重大事故につながる可能性があるのでこの突沸を起こさせないように充分気を付けてください。
突沸を防ぐために
IHクッキングヒーターやガスコンロで飲み物などを加熱するときは火力を弱めで加熱してください。
みそ汁やカレー、シチューなどのとろみのある食品を加熱するときはよくかき混ぜながら火力弱めで温めてください。
強火で急に加熱すると、突沸の原因になりやけどをする危険があります。
電子レンジで加熱をするときは、設定時間を控えめにしてください。