Panasonic トリプルワイドコンロ
Panasonicワイドコンロの落とし穴
こんにちは☆キッチン取付け隊です
今回は今とっても人気の高いパナソニックの「ワイドコンロ」について触れたいと思います♪
新築のお家を建てている方、リフォーム中の方、
「キッチンには何を採用しようかなぁ」とお考えであれば
ぜひこちらのコラムを参考にしていただければと思います。
パナソニックのワイドコンロの魅力
パナソニックキッチンで採用されているワイドコンロは、
暮らしに合わせて4種類の中から選ぶことができます。
マルチワイドIH
4つのお鍋を同時に加熱することができるマルチワイドIH。
大鍋やオーバル鍋も使うことができて調理の幅が広がります。
対面操作マルチワイドIH
キッチン側もダイニング側も作業スペースを広々使える対面操作マルチワイドIH。
向かい合って料理を作ることができます♪
トリプルワイドIH
3つの鍋をゆったりと置くことができ、手前のスペースも広いので
盛り付けや食材の下ごしらえをすることができます。
トリプルワイドガス
排気口がなく、段差が1.9mmなのでお掃除がラクラク。
アルミ鍋やガラス鍋も使えるので、ゆったり広々お料理を楽しめます。
ワイドコンロシリーズの一番の特徴は
なんといってもゆったり広々と調理できるところです。
ですが、一般的なコンロと幅や仕様が大きく異なることで
決定的なデメリットもあるのです。
将来的に交換が必要になったら・・・
もし将来的に取替えが必要になったときはどうすればいいのでしょうか?
日本の規格である一般的なガスコンロやIHの開口寸法は560mm×460mmなのですが
ワイドコンロの開口寸法は900mm×338mmです。
キッチンの開口寸法がそもそも規格外になりますし操作パネルの仕様も特殊のため、
故障の場合には同じシリーズのワイドコンロでのお取替えが条件となります。
ワイドコンロの製造がなくなったら?
では、パナソニックがワイドコンロの製造をやめてしまったらどうなるのでしょう?
もしパナソニックがワイドコンロの製造自体をやめてしまった場合は
コンロだけの交換ができないため、キッチン全体の交換となります。
そうなりますと、費用は倍以上の100万前後かかってしまうのです。
実際に、PanasonicがかつてNationalだった時代に
幅30cmのフロントオープン食洗機を製造していたことがあります。
幅45cmの食洗機が主流の中、間口の狭いキッチンであっても
取付けが可能な食洗機として人気がありました。
数多くのキッチンに採用されていましたが現在は製造をやめてしまいました。
他に幅30cmの食洗機はどこのメーカーも製造をしておらず
今取替えが必要になった場合はキッチンのキャビネットを作り替える工事が必要になってしまいます。
そういった工事ができる業者は限られているため、
幅30cm食洗機を採用されていた方は今すごく困っていらっしゃる方が多いのです。
(※キッチン取付け隊では幅30cmの食洗機の交換は可能です♪詳しくはこちら)
といった過去の背景から、
同じ商品をいつまでも製造し続けるかどうかはメーカー次第だということが言えます。
コンロの寿命は大体10年と言われておりますので、
規格外のコンロを採用される場合は将来取替えの時の事までを頭に入れてから
慎重にお決めいただくことをオススメします。
※キッチン取付け隊ではワイドコンロ単品でのお取り扱いはございません。
ご了承くださいませ。
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