低温発火 火事 火災
壁の中から突然出火!?
こんにちは!キッチン取付け隊です☆
今回は「低温発火」についてのコラムです。
壁の中が突然燃えるなんて、まさかあり得ないと思っていませんか?
家族の安全を守るためにぜひ知っていてほしい情報です。
低温発火とは?
「低温発火」とはキッチンのコンロ付近の壁が
火種もないのに突然燃える現象のことです。
コンロ以外にも、ストーブのような
強い熱を発する機器の近くで起きる危険があります。
コンロの近くの壁を触ると
異常に熱くなっている時はありませんか?
もしかするとそれは、
低温発火が起きるサインかもしれません。
低温発火はなぜ起きる?
ガスコンロなどの熱源から壁へと熱が伝わると、
壁の中の木材の水分が失われ徐々に炭化していきます。
その状態を何度か繰り返すうちに
壁の中で木材が低温炭化していき、
そこに熱が加わることで突然発火してしまうのです。
壁の中の木材が燃焼するため炎が見えないので気づきにくく
消火が遅れてしまうのが低温発火の怖いところです。
一見、何も燃えているものがないのに焦げ臭さを感じるときは要注意です。
低温発火を防ぐには
●ガスコンロと壁の距離を十分にとる
火災予防条例によると壁から10cm以上離す必要があります。
●大きい鍋やフライパンを使うときは壁から離れたコンロを使う
できるだけ壁に熱を伝えないように工夫しましょう。
調理後は壁に手を当てて熱を持っていないか確認しましょう。
●コンロの火が鍋より大きくはみ出さないようにする
鍋やフライパンよりも大きく火がはみ出してしまうと
低温発火だけでなく衣服への引火の恐れもあります。
●コンロ付近のタイルやボードに変色や亀裂がないか確認する
タイルやボードに変色や亀裂が見られる場合、
日常的に強い加熱を受けていることが考えられます。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
低温発火は見えない場所で発生しています。
改めてガスコンロの使い方を見直し、
こまめに点検を行って安全なキッチンライフを送れるようにしましょう♪
キッチン取付け隊ではビルトイン機器の販売や
取り替え工事などを行っております。
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