ガス種 ガス
ガスの種類について
こんにちは!
キッチン取付け隊です。
ガスコンロやガスオーブンをお使いの皆さん!
ご家庭のガス種が何かご存じですか?
「ガス種」はガス機器を使う時にとても重要になります
今回はこのガス種の違いについてご紹介させていただきますね。
ガス種
皆さんが普段家庭でで使われているガスには、大きく分けて2種類、
「都市ガス」と「プロパンガス」があります。
ご家庭に供給されているガスと、使用するガス機器のガス種が一致しないと、
不完全燃焼による一酸化炭素中毒になったり、爆発着火の危険を伴ったり、
機器が故障してしまう場合もあります。
ガスコンロやガスオーブンなどの機器をご購入、ご使用になる際は、
必ずそれぞれのガス種をご確認下さい!
都市ガスの種類と成分
「都市ガス」は、ガスの製造所などから導管でガスを届けるタイプのものです。
原料や製造方法の違いによって、下の表のように7つのグループに分かれています。
皆さんが使われている都市ガスのほとんどは、13Aまたは12Aと呼ばれるもので、
主成分がメタンの天然ガスや、液化天然ガスを原料としています。
区分 | 発熱量(kcal/m3) |
13A | 10,000~15,000 kcal/m3 |
12A | 9,070~11,000 kcal/m3 |
6A | 5,800~7,000 kcal/m3 |
5C | 4,500~5,000 kcal/m3 |
L1 (6B, 6C, 7C) | 4,500~5,000 kcal/m3 |
L2 (5A, 5B, 5AN) | 4,500~5,000 kcal/m3 |
L3 (4A, 4B, 4C) | 3,600~4,500 kcal/m3 |
プロパンガスの種類と成分
一般的に「プロパンガス」と呼ばれているものは、LPGのことです。
LPGとは、Liquefied(液化)Petroleum(石油)Gas(ガス)を略称した「液化石油ガス」で、
プロパンとブタンを主成分とする炭素と水素の化合物です。
通常は気体ですが、圧力を加えたり冷却することによって液体になります。
すると体積は気体の時の約250分の1になり、
液体のまま供給先に運ばれ、気体に変換して利用されます。
都市ガスに比べて空気より重いというのも特徴です。
都市ガスとプロパンガスの違い
都市ガスとプロパンガス(LPG)は性質にいくつか違いがあります。
上にも書いている通り主成分がメタンとプロパンであり、
プロパンの単位体積あたりの熱量は都市ガスの2倍以上と大きく異なります。
ガス機器を使用する際にガス種の確認が必要なのもそのためです。
また都市ガスは、気体の状態で導管を通して供給する「系統供給」ですが、
プロパンガスは液化して容器で全国どこにでも運んで供給できる「分散型供給」です。
さいごに
キッチン取付け隊のネットショップでは、
ガス機器をご購入して頂く際に必ず「ガス種」を選んで頂くようになっています。
ガス種は契約会社にお問合せ頂くこともできますし、
ガス機器に貼られているラベル上で確認することもできます。
分からない場合や不安な場合は、弊社までお気軽にお問合せ下さい!