注意!ケコミ収納キッチンの落とし穴

ケコミ 収納

注意!ケコミ収納キッチンの落とし穴

こんにちは!キッチン取付け隊です

 

システムキッチンのキャビネットは、これまで開き扉が多かったですが、

引き出しタイプにされることがかなり増えてきています。

このタイプでは、ケコミ部分に収納が付いたケコミ収納が人気です。

各メーカーで呼び名は異なりますが、

フロアコンテナスライドストッカーと呼ばれています。

 

キッチンのリフォームを検討されている方、

このような引き出しタイプのキッチンを取付ける時、

またその後にも注意することがあります絵文字

 

まず、ケコミとは?

ケコミとは、キッチンの一番下、足元の部分です。

足を蹴り込めるという意味で、蹴込み(ケコミ)と呼ばれているそうです。

けこみ

 

 

ケコミ収納

これまでは蹴込みの高さ約10cmがデッドスペースとなっていましたが、

それが引き出し収納となり、容量がアップしました。

スライドストッカー

 

とても画期的なアイデア商品なんです。

しかし、キッチンリフォームの現場では、施工上悩まされています。

 

注意点① キッチンを水平にすること

その原因は・・・

キャビネットの構造です。

 

以前の開き扉キャビネットは、周辺の側板・背板などを置き施工したので、

床の水平レベル調整もいたって簡単だったのですが・・・

線置き施工

 

フロアコンテナキャビネットは、箱全体で床置きする構造のため、

床の調整が難しく施工にも手間と時間がかかるようになりました。

面置き施工

 

解決策

同梱部材の床レベル調整パッキンを使用する

キャビネットの調整は、シンク・調理台・コンロと複数での全体調整が必要となり、

かなりの施工技術が問われることになりました。

 

 

注意点② キッチンマットの厚み

厚めのキッチンマットだとケコミにはまらず、

引き出しを開けるときに引っかかってムニュッとなってしまいます。

キッチンマット厚み

 

解決策

各キッチンメーカーでは、パッキン材等で少しゆとりのある高さを設けたりしています。

約2cmほどの厚さまでならOKです。

キッチンメーカーのショールームで実物の確認をおススメします。

 

クラッソケコミ

TOTOの『クラッソ』シリーズでは、あえてケコミを使い、

6cmまでの高さで対応されているようです。

 

スライドキッチンのメリット・デメリットはありますが、

やはり収納を重視したいものです。

近年のキッチンに合わせて、薄くて丈夫なキッチンマットも増えてきているので、

思い切って買い替えてもいいですね!

 

 

いらすと

いかがでしたでしょうか?

ケコミのことでお悩みの際はぜひ、キッチン取付け隊にご相談くださいませ!

 

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