キッチンリフォーム 排水
キッチンリフォーム時の排水位置
こんにちは！キッチン取付け隊です
キッチン購入時に、必ず確認して頂きたいのが排水位置です。
引き出しストッカータイプのキッチンが主流になった今、
キッチンリフォームにおいて、排水位置に関するトラブルが増えてきました。
従来の開き扉タイプでは、メーカー推奨位置から約20cmほど違っていても
問題なく施工できたのですが、
引き出しタイプではそうもいかないのです。
引き出しがキッチンキャビネットの底まできているので、
排水は後ろになります。
↑図面の127.5mmが配管スペースとなっていて、
この間に40~50mmの排水パイプがきていないと接続できません。
しかも、排水トラップの位置ちょうどに欲しいのです。（左右の融通もきかない）
キッチン購入前に、必ず現状の排水位置の確認をしておきましょう。
ここからは確認方法をご説明します！
①点検口や床下収納を探す
キッチンの床にこのような点検口や床下収納があれば、覗いてみて下さい。
排水位置が床下に潜って移設作業ができるかどうかを確認します。
②シンク下から排水の底を触ってみる
どの位置に繋がっているのか？
キッチンと床との間はどれだけありそうか？
スケールを使って測ると分かりやすいです。
排水位置が変更できそうなら問題ありません。
施工業者さんに最終確認してもらいましょう！
排水の位置替えができない場合
マンションや鉄筋コンクリート造の戸建階上では、排水位置が固定されています。
このような場合、排水位置を動かすことはできません。
対策法としては・・
キッチンの配管対応キットを購入する
各メーカーで販売しています。
排水リフォーム対応メーカーを見てみましょう！
メーカー：パナソニック
シリーズ：リフォムス
シンク下既存配管対応キャビネットで対応
現場加工にはなりますが、左右に融通がきき、
奥行きも40cmまでの排水位置なら大丈夫です。
メーカー：TOTO
シリーズ：クラッソ
①ケコミ配管対応用キャビネット
キャビネット下に配管スペースを設ける事で、元々ある排水位置に対応してくれます。
②リモデル排水キット
お使いの配管を利用できる専用の排水キットです。
こちらを使えば施工も簡単になります。
リフォーム用の配管ですが、その他メーカーでも対応できる場合がございます。
気になる方は一度ご相談くださいませ。
キッチンリフォームは現地調査必須です！
キッチン取付け隊でも、キッチンのリフォームをさせて頂いております。
今回のような排水位置が分からない場合も、お気軽にご相談下さいませ！
