IHクッキングヒーター 汚れ防止マット
汚れ防止マットの使用に注意
こんにちは!キッチン取付け隊です☆
今日も暑いですね!
私は夏バテ気味で冷たいものばかり食べてしまいます。
暑い日に素麺は最高ですよ~
でも体の冷やしすぎには要注意です。
さて、今回のコラムはIHクッキングヒーターの汚れ防止マットについてです。
お手入れが少しでもラクになる便利グッズとして人気ですが、汚れ防止マットの使用について国民生活センターから注意喚起がなされているのをご存知でしょうか?
汚れ防止マットとは?
IHクッキングヒーターの汚れ防止マットとは、IHクッキングヒーターのトッププレートに敷き、トッププレートの焦げつき汚れなどを防ぐことができるといった商品です。
↑イメージ図
カラフルなものや柄のついたものまでバリエーション豊富で、ホームセンターや100円均一のお店などにも販売されており手軽に手に入れることができます。
でも実はこの汚れ防止マットによる発火事故が報告されているのです。
温度検知センサーが正しく機能しない
IHクッキングヒーターのトッププレートには「安全機能」として温度を感知するセンサーが搭載しています。
加熱しすぎると高温注意のランプが点灯したり、自動で通電を停止してくれる機能です。
その感知センサーが、汚れ防止マットを敷いていることによって、鍋底の温度を正しく検知できなくなってしまうのです。
国民生活センターが実験した結果で、汚れ防止マットを敷いた状態で揚げ物をした際、汚れ防止マットがそり返り、鍋底とトッププレートの間に隙間が生まれてしまい、温度検知センサーが正しく作動せず温度調節機能がうまくいかなくなり発火してしまったといった結果が発表されています。
汚れ防止マットの取扱説明書にも、「揚げ物時は使用しないでください」といった注意事項が書かれている場合が多いそうです。
温度検知のセンサーはIHクッキングヒーターを安全に使用するための大切な機能です。
汚れ防止マットがその機能の十分な働きを妨げるということを必ず認識しておかなければなりません。
各メーカーは推奨していない
IHクッキングヒーターを製造販売している「日立・パナソニック・三菱」の3社も、温度検知の妨げになるので「汚れ防止マットの使用はしないように」と取扱説明書に記載しています。
Panasonic |
日立 | 三菱 |
※各メーカーの取扱説明書より抜粋
さいごに
全ての汚れ防止マットが発火事故につながるとは言い切れませんし、何の問題もなく使用をされている方もいらっしゃるとは思います。
ですが、基本的にメーカーが推奨していない商品の使用はおすすめはできません。
トッププレートについた焦げ付き汚れはクレンザーを使えば落とせます。
私はドラッグストアでも売っている「ジフ」を使ってお手入れしていますよ♪
トッププレートにクレンザーを直接塗り、アルミホイルでくるくるっとすれば落とせます。
良かったら試してみてくださいね。
キッチン取付け隊ではビルトイン機器の販売だけでなく、入れ替え工事も承っております。
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